2020年9月27日2 分

あえてお伝えします。

唐突ですが、こちらの写真をご確認ください。

当店に入荷した新品の一般自転車に使われていたチューブです。

チューブが折曲がった状態で入っていました。

そのチューブを取り出してみると、この通り、くっきりと痕がついてしまっています。

この状態で、空気を入れると、その瞬間にバーストするか、

しばらく経った頃に折れ曲がったところに穴が開いてパンクしてしまいます。

たまたまでしたが、先日、別のお客様でパンクしているので見てほしいと

飛び込みのパンク修理があったのですが、パンクの原因はチューブの折曲がりでした。

さて、一般自転車の場合、

店頭へはタイヤ・チューブ・ホイールがアッセンブルされた状態で入荷するのですが、

上の写真のようにタイヤの中のチューブが

適正では無い状態でアッセンブルされていることは、正直珍しいことではありません。

また。それは自転車ブランドには関係なく、あの大手自転車ブランドでも

こういったことは、あります。

この適正で無い状態をチェックするためには

既にアッセンブルされているタイヤ・チューブ・ホイールをあえてをバラさいなと

タイヤの中のチューブの状態は分かりません。

正直、手間ではありますが当店では、そのチェックを行っております。

新品で買う自転車のタイヤの中のチューブの状態などお客様が知る由などありません。

ましてや、パンクしていないのに中のチューブを

わざわざチェックすることも無いでしょう。

このまま、乗り続ければパンク等のトラブルにつながるのは確実です。

そういったトラブルを防ぐためにも、当店では、このひと手間を行っています。

つまり出来上がった状態では、どの自転車も同じように見えますが、

実はこういった差があるということでした。

※ちなみに上の写真のチューブは新品に交換しました。