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ドライブドレインをごっそり交換

更新日:2022年6月5日

伸びたチェーンをそのまま使い続けて、チェーンだけではなくギア関係も

ごっそり交換なんていうのは、あるあるですが、

今回の交換した車体は電動の一般車です。

スポーツバイクであれば自分でメンテナンスしたり気を使ったりしますので、

定期的にメンテナンスや交換を行いベストな状態を保っていきますが、

普段使いの一般車となると、なかなか難しいものです。

とはいえ、いつかは限界が来るもので、

今回自転車をお持込いただいたタイミングも、

自転車の症状に乗り手が我慢できなくなったというタイミングでした。


とはいえ、そういうタイミングは既に手遅れになっていることが、ほぼ確実で、

今回も随分症状が進んだ状態でした。


チェーンは摩耗にともない、伸びていく(コマとコマの間が広がっていく)のですが、

それに合わせてギアの歯にもあたりができてきて、金属同士がこすれ合うので、

そのぶつかっている部分が削れて摩耗していきます。

そこで、チェーンのみ交換してしますと、

摩耗したギアと伸びていないチェーンという組合せになってしまし、

逆にかみ合わせが悪くなり、新たなトラブルの原因となります。


なので、ギアの摩耗具合に寄りますが、チェーン交換に合わせてギア関連(歯車)も

同時に交換が必要になることがあります。

これはスポーツバイクでも一緒です。

ということで今回交換した歯車達

フロントチェーンホイールですが奥が新品です。

新品は歯が富士山のような形になっていますが、

手前の摩耗した歯は鋭くとんがってしまってますね。触ると痛いほどです。

こちらはテンションプーリー。

素材が樹脂かつ歯車が小さいので摩耗が激しく、

歯がとんがっているというよりも、なんだか一回り小さくなってしまっていますね。


一般車で定期的にチェーンを交換しましょうというのは現実的ではありませんが、

なにか異変を感じたら早めに自転車屋さんで見てもらいましょうね、ということです。

スポーツバイクに限っては、チェーンは使用推奨値をこえたら、すぐに交換しましょう。

最近のチェーンリングは高級ですからね。財布へのダメージが桁違いですよ。


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