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FELTのロードバイクをセミオーバーホール

  • cycle-peanuts
  • 2022年1月8日
  • 読了時間: 2分


見た目はキレイですが、走行距離はそれなりでホイールは友人から譲ってもらったもの

ということで、ホイールの状態もチェックして欲しいとのことでした。


ということでパーツをバラしていきますが、


ハンドル周りは錆が目立ちます。

こういった部分の錆は外からは分からないので、

メンテナンスの頻度がパーツの状態を大きく左右します。

これはステムのハンドルクランプのカバーの裏ですが、

錆の白い粉が積もってしまっていますね。

ハンドルクランプのカバーで腐食が大きく進行すると

クランクカバーのクラックの原因にもなるので注意が必要です。

同じく錆の画像ですが、こちらはシートポストです。

シートポストはハンドル周りよりも腐食の進行がひどく、

写真のシートポストの白っぽくなっているところは、少し凹んでしまっています。


今回錆が非常に目立ちますが、おそらく腐食が原因でビックリのトラブルが!

シマノのBBのワンが割れました。

こちらのフレームはネジ切りなのですが、

もともと付いていたBBを一度取外し、BB・フレームをクリーニング後

再度取り付けようとトルクをかけたら、モリッともげてしまいました。


走行時も大きな力の加わるBBなので、このように割れてしまうのは正直びっくりでした。

取外し前の状況から考えると、BBのワンに腐食が進んでいて、

それがキッカケで割れてしまったのかもしれません。

なんにせよ、走行中のトラブルにならなくと、良かったです。

さて、お客様が気にされていたMAVICのホイールの状態ですが、

ハブは問題ありませんでしたが、フリーボディの専用オイルが完全に切れていました。

MAVICのホイールの場合、ハブのベアリング自体は耐久性の良いものが使われており、

もちが良いのですが、

フリーボディの専用オイルは、比較的短いスパーンで注油してあげる必要があります。


と、こんな感じで全体をメンテナンス。

BBの件はビックリでしたが、お渡し後は非常にスムーズと喜んでいただきました(^_^)v


(^_^)v



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