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負けられない戦いがそこにはあった

先週の日曜日、茨城シクロクロスシリーズの取手ステージに参加してきました。

河川敷にある公園を使ったコースで小さなアップダウンはあるものの、

基本的にはフラットなコースです。

河川敷の高台からはコースが一望でき、

上から見ると迷路のようなコースを選手が行ったり来たりするので、

観戦していても飽きません。

シリーズ最終戦ということもあり、参加者や出展ブースは非常に盛り上がっておりました。


どうにかして昇格を勝ち取りたいところでした。


今回は、最後尾ではなく中ほどからスタート。

シクロクロスでは後ろでのんびりしていると、前が詰まって

気付いた時には先頭は遥か彼方になってしまうので、

スタート直後から必死に先頭を目指します。


バックストレートの舗装路で、先頭へ出ることができましたが、

カウンターで1人、2人と抜かれてしまいました。

必死に食らいついてしばらく3人パックで進行。

ラスト2週で2番手を走っていた選手がアタック。

ここも逃すわけにはいかないので食らいつきます。1人ドロップして一騎打ちに。


コーナーやシケインではこちらに余裕があるものの

あきらかに高校生くらいの前を行く選手は、立ち上がりやアタックが鋭く

こちらには息を整える隙を与えてくれません。

ずーっと苦しいままで、頭がぼーっとしてきた時に、

ふと、前の選手の背中に「TORIDE」の文字が入っているのに気づきました。

取手で高校生といえば取手一高だ!前橋育英高校OBとしては負けるわけにはいきません。

そんな感じでラスト一周に入ると、さすがの高校生も疲れてきたのか走行に微妙なミスが、

でるようになってきました。

ハッキリ言って体力では敵わないので、的確にミスを攻めさせていただきました。

そんな感じで、先頭と番手を入れ替わり立ち代わりで進んでいると、

バックストレートで高校生がアタック!

この後はコーナーの連続とシケインがあるので勝つためには、このタイミングで

先頭にいることが必須です。

反応は出来るものの、向こうも狙っていたアタックです、強烈!

どうにか食らいつき、自分に分のあるコーナーを攻めてプレッシャーをかけていきます。

そして、僅差でシケインを通過すると、高校生がペダルのはめ込みに手間取っている‼‼‼

もう、全力で漕ぐしかありませんでした。

シケインからゴールまでは100メートルほどとすぐでしたが、

それゆえに後ろを確認する余裕もないので、ゴールラインを切るまで全力です。

まさに口から心臓が飛び出そうでした。


おかげさまで、ME4で1位を獲得。晴れて昇格となりました。

次戦は翌シーズンですが、また、頑張りたいと思います。


キッズクラスも変わらず盛り上がっていました。

小学生にもなると、その走りは大人顔負け。

スピードはもちろん、コーナリングもスムーズでビックリです。

キッズが大人と同じコースを走れるイベントは少ないかと思います。

また、翌シーズンも参加したいと思います。





記事: Blog2 Post
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