こだわりのフレームに使われる素材といえばスチールではないでしょうか。
カーボンやアルミ素材のフレームの場合、用意されているサイズの中から
自分に合うサイズに近いものを選ぶという感じですが、
スチールの場合、フルオーダーが可能ですので、細かいサイズ指定が可能です。
もう少しトップチューブを長く、もう少しシートチューブを短く、、、
ボトルケージ穴を無くしてほしい、ダボ穴をつけてほしい、、、
ツーリングで使いたいから乗り心地重視で、レースで使いたいからスパルタンに、、、
などなど、フレームの作り手であるビルダーさんと相談しながら、
フレームの作りを決めていくことができます。
数あるオーダーフレームの中から今回は大阪のフレームビルダーである寒川さんの手がける
CORNERのご注文をいただきました。
今回のご注文はピストフレームながら
公道で走行できるようにブレーキ台座を作ってもらいました。
溶接個所も非常にきれいに処理されており、所有欲も刺激されます。
フレームの仕様を指定できるのであれば、フレームのカラーも指定できるのは当然です。
今回はなるべくシンプルにということで、ロゴ無し単色仕様になりました。
もちろん、何色か使ったデザインも可能ですので、
イメージつきましてはインスタグラムの@corner_soukawagarage をご参考下さい。
シンプルなカラーリングとはいえ、ヘッドチューブにはしっかりと真鍮製ヘッドバッチを
取り付けてあります。
最近のカーボンフレームでは、
軽量化ゆえに塗装で済まされてしまうようになってしまいましたが、
やっぱりヘッドバッチはカッコいいですね。
スチールフレームって重いんじゃないのと言われることが多いですが、
最近はフロントフォークにカーボンフォークを入れることも多くなりましたし、
コンポーネントやホイール自体が非常に軽量になってきたので、
以前より完成車の状態での重量を抑えることが可能です。
また、ハンドメイドゆえのフレームの芯の出ている感じや、
オーダーゆえの、乗車した瞬間、体にピタッとフィットする感じは、
大量生産のフレームでは体験できない気持ちの良さがあります。
アルミ・カーボンバイクを乗りこなし、新しい刺激を探している方、
どうも市販のフレームだと体に合う自転車が見つからない方、
こだわりの1台を長く乗りたい方など、
気になった方は、ぜひご相談ください。
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