Rally Cranking 5に参加してきました

2月27日、お店はお休みをいただいてRallyCranking5に参加してきました。

去年も参加させていただいた、このイベントですが、

参加者は当日配られるコマ図と言われるルートの指示書を頼りにゴールを目指します。

距離は150キロ前後(コマ図を受け取るまで距離は分からない)、

ルートの1/3はオフロード(体感的には半分以上)、5時スタートの制限時間は12時間、

バイクの押しはもちろん、担ぎに、引き上げ、投げ捨て有りと、

コースの内容はまさにアドベンチャーです。

参加するための自転車の車種に制限はなく、ランドナーからeMTBと様々な自転車が、

まだ日も昇らない真っ暗な中スタートしていきます。


昨年はリムブレーキ仕様のシクロクロスバイクで参加したのですが、

ダウンヒルでのブレーキングの限界と、

折り返し地点でブレーキシューを交換しなくてはいけないという問題から、

今回はフルサスMTBで参加しました。

昨年はリムブレーキで地獄を見たわけですが、

今回はフルサスMTBで地獄を見ることになったというわけです。

昨年参加した私は、

いくら当日までルートが分からないとは言っても、

基本的には昨年のルートと大きくは変わらないだろうとふんでいました。

その予想は的中し、基本的にルートは変わりませんでした。

それならルートを間違えることはないし、ペース配分も考えられる。

ましてや、今年はバイクがディスクブレーキのサスペンション付きだし

楽勝で時間内にゴールだな。なんて考えていたのですが、、、


いざ山の中に入ってみると崩落や倒木だらけ。

昨年と同じルートを走っているはずなのに、

記憶の中の山道とは違う様子の山道が続きます。


「完全になめてました」ってやつですね。


日頃のトレイルだって一週間もすれば様子が変わるのに、

1年たったら、そりゃ、一変しますよ。


ある意味予想外のルートに焦り始めたのか、

ルートは間違えるは、軽く滑落するは、前転するはで、

序盤で大きくタイムロスをするはめになってしまいました。

予定していた平均速度を大きく下回り、またしても時間内完走がギリギリの状態に。

そうなると、下りで稼ごうとして選択したフルサスMTBの重さが追い討ちをかけます。

写真のような斜面ではバイクを担ぎ上げるしかありません。

重たいものを担ぎは上げるって本当に全身運動ですよね。

しかも、地面は土や倒木、シューズはビンディングで非常に不安定。

じゃあ、ということでバイクを下ろしてハンドルを押せば、これが腰にくるのなんのって。


ということで、担ぎ区間が終わる頃には下半身はプルプルでした。

というか、肩やら腰やら膝が痛かった。


ここまでで走行距離はだいたい20km。絶望的です。


この後は、遅れを取り返すためにペダルを踏み続けるしかありませんでした。

いかに平均速度を取り戻すか。

あんなに登りはペースで登って、下りで速度を稼ごうなんて考えていたのに、

登りはフルサスMTBの重さと腰と膝の痛みに我慢しながら踏み続け、

下りは上半身のプルプルを誤魔化しながら吹っ飛ばないよう下りました。

もちろん、写真なんか撮ってる余裕なんて無いですよ。


30km以降はフルサスMTBを選択した後悔しか記憶にありません。

幸いにも昨年のルートと基本的には変わらなかったので、

ルートに絶望することはありませんでしたが、本当に辛かった。


結局、今回は最後の林道が通行不可能とうことでキャンセルになり、

昨年よりも林道も距離も少ないルートとなりました。

最後の林道がキャンセルという連絡は折り返し地点で伝えられたのですが、

正直ホッとしました。

嵐の中、リムブレーキでフルルート走った昨年よりも、

ディスクブレーキのフルサスMTBで一部キャンセルルートを走った

今回の方が疲れました。

何よりも次の日の体のダメージが違います。全身が痛い。


今年は非常に暖かく、雨の降りませんでしたが、この通りチェーンはカラカラです。

コマ図ホルダーの蓋も、軽い滑落の時に吹っ飛んで壊れました。


なかなか思うようにいかなかったRC5でしたが、

山の中のこともフルサスMTBの重さも、非常に良い経験と勉強になりました。

こういういったイベントがなければMTBで100km以上走ることはないですし、

自転車にとって重量は非常に大きいポイントだということを再認識しました。

フレームの仕様もパーツの構成も、走り込んでみないと

見えてこないものってありますし、色んな状況で、自転車の軽さが影響してきます。


来年はどんな自転車で走ろうか、ゴールした瞬間から考えています。