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SHIMANO 新型GRX Di2 RX825シリーズ発表されました


既にリリースされていたメカニカルの12速に続いて、待望のDi2バージョンです。

GRX Di2 RX825シリーズは、SHIMANOのGRXグループの中で

12速かつ電動シフトを搭載した最新モデルになります。

GRXシリーズはグラベルライディングに特化した設計がされており、

オフロードの過酷な条件でも高いパフォーマンスを発揮するように作られています。

12速Di2になったことで、既に高い評価を得ているロードバイクコンポーネント

R9200やR8100シリーズと同じようにセミワイヤレス仕様となりました。

作業性の向上はもちろん、サイクルコンピュータなどへの通信も容易になりました。

前モデルから評価の高いSTIは今作も非常に握りやすくできています。

フレアハンドルと組み合わせた場合に、ハンドルとSTIが一体になるように

設計されています。

実際に組付けてみましたが、STI単体で握った時よりも、

確かに握りやすくびっくりしました。

手のひらが当たる部分も感触が良いのですが、

むしろ指のかかるSTIレバー本体の下側(地面側)の形状が非常に良く、

荒れた路面でバイクが激しく暴れても、しっかりと握りこめる印象でした。


Di2ということでシフトボタンの割振りの変更やシンクロシフトなどの設定も可能です。

RX825ではSTI先端内側に3つ目のボタンが追加されています。

また新機能として「FRONT SHIFT NEXT」が追加されています。

これは今までフロントの変速操作を”フロントアップ”と”フロントダウン”を

それぞれ別々に2つのボタンに割り振っていましたが、

1つのボタンのみにしてしまい、その時アウターならインナーに、インナーならアウターに

変速するというものです。

この機能により、今までよりもボタンが1つフリーになるので

機能の割振りに余裕ができました。

私の場合は、むしろ「FRONT SHIFT NEXT」ボタンを左右にセットすることで、

右手でも左手でもフロント変速を操作できるようにして

ミスシフトを減らす方向にセットするのも良いのではないかと思っています。


今回発表されたのは2×12速のフロントダブル仕様のみですが、

その分使えるギア比の幅が広く、かつギアを選びやすいため、

ギア比選択に悩む必要が無くアドベンチャーライドにピッタリな仕様になっています。


GRX Di2コンポーネントで快適なグラベルライドを楽しみましょう。



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