どんなホイールでも、たまにリムの中にリム成型時のカスが
残ってしまっていることがあります。
ホイールを振るとカラカラカラと鳴るあれですね。
たいていの場合は、アルミやカーボンのカスが1つか2つ入っていて、
ホイールを振っているとバルブ穴から出てくるので、
ちゃんと取り除いてあげれば、そんなに大きな問題ではありません。
しかし、今回の場合は下の写真のとおり、こんなに入っていました。
取り出しても取り出しても、カラカラとした音が鳴りやまないので、
永遠に終わらないのではないかと思いました。(;'∀')
しかも、カスの一つ一つがバルブの穴より大きいので、本当に取り出すのが大変!
通常、バルブ穴を下にしてホイールを振っていれば
穴から勝手に出てくることが多いのですが、今回はいくら振っても出てこない。
しょうがないので、音を頼りにバルブ穴付近までカスを持ってきたら、
ライトを使って目視で確認、そして細いピックのようなもので、
うまいこと引っ掛けて取り出しました。
バルブの穴から覗けるリムの中なんて、ほとんど見えないに近いし、
バルブ穴の内側へのバリで、さらに視界は限られます。
また、取り出すときもバルブ穴のバリに引っかかり。。。あ”----‼‼‼
みたいな。
しかも、カスを取っても取っても、カタカタという音が鳴りやまない。。。。
ホラーですね。
さて、今回、リムの中のカスを取り出すのに苦労した原因の一つに
ホイールの進歩もあるのではないかと思っています。
最近のリムはワイド化+チューブレス対応ということでリムの幅が広いので
リム内のカスがリムの右へ左へ、というように遊んでしまう。
また、チューブレス対応のリムは外から見るとリムのセンターがへこんでいます。
その凹みはリムの中からすると凸になるので、
カスがなかなかバルブ穴の上(内側)を通ってくれないという状態でした。
こういう状態でカスがどんなものか把握できないため、
結果取り出すのに時間がかかってしまいました。
今後、リムの進化の流れ次第では、色々苦労することが増えるのではないと
思ってしまいました。トホホ
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