LOOK765をフルオーバーホール
- 6月29日
- 読了時間: 2分
今回は、リムブレーキ仕様のLOOK 765をフルオーバーホールさせていただきました。
当店でご依頼の多い「セミオーバーホール」とは異なり、
今回はフレームからすべてのパーツを取り外し、
各パーツも可能な限り分解・洗浄しながらメンテナンスを実施しました。
今回のハイライトは、リアディレイラー(RD)とホイールです。
まずは変速の調子が悪かったRDから。
点検してみると、ケーブルアジャスターがこのような状態になっていました。
一見するとケーブルに押さえられているため気付きにくいのですが、
アジャスターのねじ込みが浅い状態で使用されていたため、
変速のたびに押し付けられ、本体側のネジ山が削れてしまっていました。
今回はタップを立て直してネジ山を修正しましたが、
ネジ山は半分近くきれいにつぶれてしまっている状態でした。
このままRD本体のアジャスターを使い続けると、再びネジ山の掛かりが浅くなり、
同じトラブルにつながる可能性があります。
そこで今回は、シフトケーブル途中にインラインアジャスターを追加し、
変速調整はこちらで行えるように仕様変更しました。
これにより、RD本体への負担を抑えながら、
今後も安心して調整できるようになっています。

続いてホイールです。
今回ご入庫いただいたきっかけも、実はホイールから発生していた異音でした。
長年の使用によりスポークテンションが大きく低下し、
走行中に「ペチペチ」と音が出る状態になっていました。
せっかくの機会ということで、
フレームだけでなくホイールも含めたフルオーバーホールを実施。
スポークテンションを適正値まで調整し、振れ取りとセンター出しを行いました。
ハブは回転自体は悪くありませんでしたが、ベアリング表面に錆が出始めていたため、
ベアリングを交換し内部をクリーニング。
フリーボディもMAVICオイルでリフレッシュし、滑らかな動きを取り戻しました。
セミオーバーホールでも十分リフレッシュ効果は得られますが、
フルオーバーホールでは普段見ることのできない内部までしっかりメンテナンスできます。
↑ヘッドベアリングのサビ・オーバーホール時にブラケットカバーの交換はおススメ
長年乗り込んでいる愛車や、ホイールまで含めてしっかりリフレッシュしたい方には、
特におすすめのメンテナンスです。
これからも安心して、気持ちよく走っていただける一台に仕上がりました。
































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