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向きがあります。

今回はVブレーキシューの整備での一コマです。


Vブレーキシューにはスペーサーが挟んであるのですが、

下の写真のスペーサの入れ方は間違いです。

このスペーサーには向きがあって、その向きを間違えずに入れることで、

Vブレーキのセッティングを出しやすくしているのですね。

よくあるのが、こんな感じのスペーサーですが、

よく見ると左のスペーサーは臼のようになっていて

右のスペーサーはドームのようになっていますね。 この2つのスペーサーがお互いにはまりあってボールのように滑ることによって、

ブレーキシューの角度が適正になるようになっています。


なので最初の写真のようになっていると、

適切にセッティングされないばかりか、締め付けた時にスペーサーが割れてしまったり、

ブレーキシューがきちんと固定されたなかったりするので、

スペーサーの向きは気をつけて取り付けなくてはいけません。

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