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ディスクブレーキのパッド交換

  • 2 時間前
  • 読了時間: 3分

イベント前メンテナンス第3弾です。

第1弾第2弾はこちらから


「まだ使える」は危険? 摩耗から考える交換タイミング

ロードバイクの性能向上とともに、一気に普及したディスクブレーキ。

雨でも安定した制動力が魅力ですが、もちろん「ブレーキパッド」は摩耗するものなので、定期的な交換が必要になります。


パッドは消耗品

ディスクブレーキのパッドは、ローターを挟み込むことで減速する仕組みです。

つまり「止まるたびに少しずつ削れている」消耗品。

特にロードバイクでは、

  • 長い下り

  • 雨天走行

  • 体重や荷物

  • ブレーキングの頻度

によって摩耗スピードが大きく変わります。

思っている以上に減っていることも多く、定期点検が重要です。


摩耗したパッドを使い続けると?

ローターへの攻撃開始

危険なのが、パッドの摩耗限界を超えた状態です。

パッド材がなくなると、パッドの土台の金属プレートがローターに直接接触します。

すると、

  • キーキー・ガリガリといった異音

  • ローター摩耗

  • ローター変形

  • 制動不良

へ発展。

結果として「パッド交換だけで済んだはず」が、

ローター交換まで必要になることもあります。


交換目安は「1mm以下」

私としては、パッド材の残量が 1mm以下 になったら交換推奨です。

例えばシマノでは

下記のような場合にブレーキパッドを交換してください。

  • ブレーキパッドに油やグリスなどが付着した

  • パッドの最も摩耗した部分が0.5 mmまで薄くなった

  • ブレーキパッド押さえバネがディスクブレーキローターに干渉するようになった」


と案内されています。

ただし、0.5mmまで減った状態は、

上記3番目にあるように押さえバネがローターへ干渉し始めるタイミングでもあります。

つまり、ローターを攻撃し始める寸前の状態とも言えるため、

0.5mmになる前の交換がおすすめです。

メーカーやモデルによりますが、新品時のパッド厚は2〜3mm程度あるため、

0.5mmというのはかなり摩耗が進んだ状態です。


リムブレーキとの違い

リムブレーキでは、ブレーキシューが減ってくるとブレーキレバーの引き量が増えるため、シューの摩耗に気付きやすい特徴がありました。

しかし油圧ディスクブレーキの場合、

ブレーキパッドが減ってもレバーの引き量が自動的に補正されます。

そのため、レバーの感覚だけではパッドの摩耗を判断できません。

だからこそ、ブレーキパッドの残量は目視で定期的に確認する必要があります。


交換時はローター厚も確認しましょう

実はローターにも使用限界があります。

多くのローターには「MIN.TH 1.5mm」など最小厚が刻印されています。

ローターの限界以上の使用も非常に危険です。


ディスクブレーキは高性能ですが、その性能は「適切な摩耗管理」があってこそ。

特にロードバイクでは、雨天時の走行の他、

引きずってブレーキをする方はパッドへの負担が高いように感じます。


「まだ効くから大丈夫」ではなく、

  • 残量確認

  • 異音チェック

  • 定期交換

を習慣化することで、安全性もコストも守れます。

ブレーキが効くからこそのロードバイクです。



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