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ベアリングの虫食い

  • 3 日前
  • 読了時間: 3分

回転が重い原因は「虫食い」かも?

カップ&コーン式ベアリングの摩耗について

ロードバイクのホイールに多く採用されている「カップ&コーン式ハブ」。

シマノ製ホイールでもおなじみの構造で、滑らかな回転性能と耐久性が魅力です。

しかし、定期的なメンテナンスを行わないと、ベアリング内部に「虫食い」と呼ばれる摩耗が発生することがあります。

カップ&コーン式とは?

カップ&コーン式は、

  • ハブ側の受け面(カップ)

  • 玉押し(コーン)

  • その間を転がるベアリング球

によって構成されています。

ベアリング球が金属の受け面を転がることで、ホイールはスムーズに回転します。


虫食いが起こる原因

主な原因は、

  • グリス切れ

  • 雨天走行による水分侵入

  • 洗車時の浸水

  • ベアリング調整不良

  • 長期間の未整備

など。

長期間の使用や水分・汚れの侵入、グリス切れなどによって、

ベアリングの受け面に小さな凹みや傷が発生することがあります。

その傷が徐々に広がり、表面が荒れて虫に食われたような状態になっていきます。


症状として現れる変化

虫食いが進行すると、

  • 手で回した時にゴリゴリする

  • 回転が重い

  • 下りで伸びなくなる

  • 微振動が増える

  • 異音が出る

といった症状が現れます。

分かりやすい症状としては、

ホイールを空転させた時に「ゴ―――」という地響きのような音が出ることがあります。


カップ側(ワン)が傷むと厄介

コーン側(玉押し)だけなら部品交換で済む場合もありますが、

ハブ本体の「カップ面(ワン)」が傷むと話は別です。

カップはハブ本体と一体構造のため、深い虫食いが入ると交換が難しく、

最悪の場合はハブ交換になることもあります。

代表的なのはシマノのホイールです。

ワン(カップ面)の交換ができず、完組ホイールの場合はハブ単体の供給もないため、

修理が困難になるケースがあります。

ちなみに、カンパニョーロやフルクラムもカップ&コーン式を採用していますが、

こちらはワンの交換が可能です。


定期的なグリスアップが長持ちのコツ

カップ&コーン式は、適切にメンテナンスすれば非常に長寿命です。

定期的に、

  • 分解清掃

  • グリスアップ

  • 玉当たり調整

を行うことで、滑らかな回転を長く維持できます。

特に雨天走行後や長距離イベント後は、一度状態を確認しておくと安心です。


カップ&コーン式ハブは、高性能で耐久性にも優れた構造ですが、

定期的なメンテナンスが重要です。

ベアリングの虫食いは、

  • 回転性能低下

  • 異音

  • 振動

  • ハブ寿命低下

につながるため、早めの点検・整備がおすすめです。

「最近ホイールの回転が重い気がする」

そんな時は、ベアリング内部で摩耗が進んでいるサインかもしれません。



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