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PINARELLOをセミオーバーホール

  • cycle-peanuts
  • 2021年3月11日
  • 読了時間: 2分

今回の作業は当店の定番メンテナンスメニューのセミオーバーホールです。

春が近づいてきて、メンテナンスの依頼が増えてきました。

こちらのピナレロ、非常に丁寧に乗られていて見た目はとてもキレイなのですが、

セミオーバーホールをご依頼いただきました。


さて定番の作業を進めていくと、

ヘッドに

BB

フリーボディと

意外と汚れがたまっていました。

今回の汚れで特徴的だったのは、細かい砂が入り込んでいること。

砂浜の砂のような細かい砂ですが、

おそらく風などで運ばれてきた砂を巻き込んでしまったのかと思います。

砂浜の砂は非常に細かく、想像以上に自転車の内部に入り込んでしまうことがあります。


特に今回驚いたのは、

回転は期待できないけど耐久性が非常に優れるシマノのBBが

砂を噛んでしまっていたことです。

手で回すとベアリングの痛みは感じないのですが、回転するたびにカスッ、カスッと

砂を噛んだり引きずったりする音が出ていました。

シマノのBBは分解NGとなりますので、今回は新品に交換しました。

アウターの端面が錆びています。

スプロケットの一部にも錆が。


今回のピナレロは、オーナーが日々のメンテナンスを怠っていたわけではありません。

車体全体は非常にきれいで、日頃より洗車等をされていたことが良く分かります。

が、いざバラしてみると、やはり経年劣化は進んでいたようです。

たまに、セミオーバーホールを行うと、

自身がイメージしている自転車の状態と、実際の自転車の状態のずれを修正できるので、

今回のようなケースは、本当にやって良かったというメンテナンスになります。


愛車を長く乗るためにもメンテナンス、ご相談ください。

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